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料理の雑学

豆苗の栄養効果とスープにすると効率の良い食べ方ができます

かおりママ
豆苗ってなんの豆でどんな栄養があるのでしょうか?

豆苗は
エンドウ豆(グリーンピース)の若菜で
栄養豊富な緑黄色野菜です。

ほのかな豆の香り
シャキシャキ食感が特徴
くせのない味が人気です。

豆苗の栄養効果

豆苗は
エンドウ豆の栄養を受け継いだ
非常に高い栄養価の緑黄色野菜です。

豆苗に含まれている主な栄養素は

・βーカロテン

老化を防ぐ効果があり
視力や皮膚の健康の維持に役立ちます。

 

・ビタミンK

骨の形成を助けたり
血液の凝固を調整する働きがあります。

 

・ビタミンC

肌の健康を維持
抗酸化作用があるので
免疫力を高めてくれます。

 

・食物繊維

便秘の解消
血糖値のコントロールをする働きがあります。

 

・タンパク質

筋肉や臓器、皮膚といった
体を構成する成分です。

酵素やホルモンなどの体の機能を
調整する働きがあります。

タンパク質が不足すると
筋力が低下するため
体の健康を維持するのに
必要な栄養素です。

・葉酸

ビタミンB群の1つの葉酸は
赤血球の生産を助ける働きがあるので
貧血の予防に期待ができます。

 

栄養豊富な豆苗でも食べ過ぎには注意です

体に良いからと
たくさん豆苗を食べ続けると
体に悪い症状が出る場合もあります。

豆苗には
不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維は
腸内環境を整える働きがあり
便秘に効果的ですが

摂りすぎると
便秘がひどくなる場合や
ほかの栄養素の吸収を
さまたげる場合があります。

栄養豊富な豆苗ですが
食べ過ぎると
体の不調を引き起こす可能性が
あります。

一つの食材に偏るより
色々な食材を食べて
バランスよく栄養を摂取しましょう。

栄養がしっかり取れる豆苗の食べ方

豆苗を加熱すると
ビタミンCや葉酸が失われやすくなります
豆苗に含まれているβ-カロテンは
油と一緒に摂ることで
吸収率が上がります

なので
豆苗は油を使って
短時間で炒める調理
生の豆苗をサラダにして
ドレッシングをかけて食べると
βカロテンを効率よく摂れます。

加熱しても短時間なら
ビタミンCや葉酸の流失を
おさえられるので
豆苗の栄養をしっかり摂りたいときは
おすすめです。

水に溶けやすい葉酸や
ビタミンCをしっかり摂りたい場合は

スープや味噌汁の具材に入れて
汁まで飲み干すと
溶け出した栄養素も
余すことなくしっかり摂れます。

調理方法を変えることで
摂りたい栄養素を摂取できます。

豆苗、豆腐、トマトの人気の組み合わせスープ

クセがなく緑色なので
彩りも良くなる豆苗は
タンパク質が多い豆腐
リコピンがたくさん含まれている
トマトと相性がいいです。

 

・豆苗と豆腐の中華風スープ

中華風スープに
豆苗と豆腐を入れ
最後に溶き卵を入れると

彩りもよく
栄養も豊富なスープになります。

・豆苗、豆腐、トマトの酸辣湯

鶏ガラスープ

コショウ

で味で整えて

サラダチキン
トマト
豆腐

をお好みの量を入れて
ひと煮立ちさせます。

豆苗を入れて火を止めます。

水溶き片栗粉を入れて
とろみをつけます。

再び火をつけて
沸騰したら溶き卵を入れます。

最後にお好みで
ラー油を入れて下さい。

さっぱり辛いが
美味しいスープです。

豆苗の冷凍保存方法

豆苗は
冷凍保存ができます。

豆苗の保存方法を知って
無駄なく使い切りましょう。

・冷凍保存方法

豆苗の根元を切って
水洗いします。

しっかり水気をふき取り
密閉できる冷凍保存袋に入れて
冷凍します。

保存期限は
1ヵ月ほどです。

解凍方法は
凍った豆苗を
そのまま炒め物や汁物に
調理できます。

冷凍保存をすると
シャキシャキ食感が変わるので
炒め物やスープの具材に
おすすめです。

 

・鮮度長持ち冷蔵保存

豆苗は
根付きでパックのまま
冷蔵庫に保存すると
味も風味も落ちてしまいます。

ですので
豆苗の根元を切って
水洗いします。

保存容器に豆苗を入れて
豆苗がかぶるくらいの水を入れます。

蓋をして
冷蔵庫の野菜室に入れて
保存します。

水は3日おき
入れ替えます。

保存期限は
10日ほどです。

水をはった容器に
切った根元を入れると
茎が伸びて
2週間ほどで収穫できます。

1日に2回
水を変えましょう。

 

かおりママ
豆苗は緑黄色野菜で栄養豊富なのですね!

まとめ

豆苗はエンドウ豆(グリンピース)の若菜なので
エンドウ豆の栄養が含まれた
栄養豊富な緑黄色野菜です。

βーカロテンを摂りたいときは
豆苗と油を一緒に摂取すると
効率よく摂れます。

ビタミンCや葉酸を摂りたいときは
スープの具材に入れて
飲み干すことで
しっかりと摂取できます。

栄養豊富な豆苗ですが
食べ過ぎると
体の不調につながることがあります。

どんな食材でも
食べ過ぎると良くないので
色々な食材を組み合わせて
バランスの良い食事を心がけましょう。

豆苗が使い切れなかった時や
たくさん手に入った時は
冷凍保存しましょう。

切った根元を水につけておくと
また収穫できるので
豆苗は栄養豊富で
節約できる野菜ですね。

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