家庭料理の教科書7大特典プレゼント

料理のコツ

酢の物を美味しく作るコツ 定番のきゅうりと合う具材 保存方法

酢の物を美味しく作るコツ

酢の物を作ってみるけど、

酢がツンツンしてきつすぎたり
味付けの加減がわからない。

と思ったことないですか?

コツを知れば簡単に作れます。

1.酢は加熱して使う

酢をそのまま使えば、酸味が強すぎてきついので、
一旦加熱して冷ましてから
味付けします。

沸騰直前まで温めて火を止めて冷ましてください。
そうすると余分な酸味が飛ぶので
使いやすくなります。

砂糖も一緒に入れて加熱すると
溶けやすいです。

市販品のまろやか酢や優しいお酢が使いやすいのは、
酸味を飛ばし調味した酢だからです。

2.野菜は、塩もみして水分を抜く

野菜は、塩もみして水分を抜いて合わせるのが基本。

そのまま使うと、味付けした後に
塩の化学反応で
どんどん水分がでてきて味が薄くなってしまうから。

塩もみしてしっかりと絞ってから
酢の物を合わせましょう。

きゅうりは酢の物の定番

酢の物の定番は
きゅうりですよね。

きゅうりを酢の物にすれば
きゅうりの栄養を
たくさん取ることができます。

きゅうりは栄養素が少ない
と言われています。

それは
三大栄養素が
含まれていないからなのです。

ですが
三大栄養素が含まれていない
きゅうりでも
栄養素が少ない訳ではないのです。

きゅうりの栄養素

カリウム

ミネラルの一種で
塩分の摂りすぎを
調整してくれ
不要な塩分を
体の外へ排出する働きがあります。

マグネシウム

血管を拡張し血圧を下げたり
血栓を作りにくくする効果があり
筋肉の収縮
体温の調整
サポートしてくれます。

 

ビタミンK

血液を凝固させる働き
カルシウムの吸収を
助ける働きがあります。

骨の健康を維持し
骨粗しょう症の予防にも
効果があります。

 

ビタミンC

身体の健康や
きれいなお肌作りに欠かせない
コラーゲン成分に必要な栄養素です。

植物性の食品から
鉄の吸収を
助けてくれる働きもあります。

イソクエルシトリン

老廃物を排出してくれて
むくみを解消する効果
期待できます。

ホスホリパーゼ

身体を冷やす効果があるので
夏に食べると良い野菜です。

思ったより栄養がある
夏に活躍するきゅうりですが
マイナスな成分も含まれています。

それは
アスコルビナーゼ成分です。

アスコルビナーゼは
ビタミンCを
酸化させてしまう
酵素の1つです。

きゅうりのビタミンCを
壊すだけでなく
他の野菜のビタミンCも
酸化してしまうのです。

ですが

アスコルビナーゼ成分は
酸や熱に弱いので
お酢と合わせて食べれば
ビタミンCを壊すことなく
栄養を吸収できます。

 

きゅうりを酢の物にすれば
きゅうりの良い栄養素を
しっかり摂れるのでおすすめです。

和食の定番、きゅうりの酢の物と合う具材

きゅうりの酢の物は
ちょうどいい箸休めになり人気です。

きゅうりは
薄い輪切りにします。

塩もみをして
5分程おき
水気をしぼります。

きゅうりと調味料を合わせたら
基本の酢の物になります。

きゅうりの酢の物と一緒に

ワカメ
大根
カニカマ
ツナ
しらす
ちくわ
タコ

などを入れると美味しいですよ。

 

きゅうり以外で作る酢の物

きゅうり以外で作る
酢の物もさっぱりしているので
サラダ感覚で食べれます。

キャベツと人参の酢の物

キャベツ人参
千切りにします。

塩もみをして
野菜がしんなりしたら
水気をしぼります。

野菜とささみと調味料を合わせて
出来上がりです。

仕上げにゴマを振りかけたら
香りが良くなります。

ささみ肉や春雨も加えれば
ボリュームアップします。

ごま油を少し加えたら
中華風になります。

他にも

ゴーヤと玉ねぎのスライス
トマトと切り干し大根とワカメ
大根と人参で紅白なます
えびとアボカド

など
色々な食材で
酢の物ができます。

 

保存方法と日持ち

お酢は殺菌効果があるので
高温多湿を避ければ
常温で保管出来ますが

酢の物は
食材が入っているので
菌の繁殖を防ぐ為に
冷蔵庫での
保存をおすすめします。

賞味期限は
2〜3日程度です。

冷凍保存と解凍の方法

酢の物は使う食材によって
冷凍保存もできます。

余ってしまった時などは
冷凍しておけば
1ヵ月程度もちます。

1食分づつ小分けにして
空気を抜きながら
ラップや冷凍保存袋に入れ
液漏れを防ぐために
もう一枚ビニール袋に入れて冷凍庫へ。

解凍は
食感や風味が変わらないように
流水冷蔵庫での解凍
おすすめです。

お酢の良い5つの効果

お酢には
体に良いとされる効果があります。

・食後の血糖値の上昇を穏やかに

酢を食事に取り入れる事によって
糖の吸収を遅らせ
血糖値の上昇が緩やかとなり
血糖値の変化がゆっくりに
なるのだと考えられています。

・ダイエット

お酢の主成分である
酢酸でエネルギー燃焼して
アミノ酸の力で

脂肪燃焼
内臓脂肪の減少
抗菌効果で腸内の悪玉菌を減らし
善玉菌が活躍する事で
便秘の改善に期待が出来ます。

・疲労回復

酢酸、クエン酸が
疲れの原因である
乳酸を分解してくれる働きがあり
疲労回復効果があります。

 

・抗菌作用

酢酸の分子には
有機酸の中で高い抗菌力があり
殺菌力、防腐効果もあるため
食中毒の予防もできます。

 

・カルシウムの吸収をよくする

酢酸、クエン酸には
カルシウムの吸収を助ける働きがあります。

カルシウムの含まれているおかずと
酢の物で
効率よくカルシウムの吸収ができます。

お酢の栄養成分は熱に強いため
加熱をして調理をしても
栄養を損なわず摂取できます。

 

ぜひお試しください。

今日も応援しています。
o(^▽^)o

家庭料理の教科書7大特典プレゼント

-料理のコツ
-,