白ネギと長ネギの違い
ネギは大きく分けて
2つの種類があります。
土の中に埋まっている
根元の白い部分を食べる
「根深ネギ」と
葉の部分を食べる
「葉ネギ」があります。
そして
根深ネギと呼ばれるのが
白ネギ・長ねぎなのです。
地域やスーパーによって
呼び方が違いますが
実は
白ネギも長ねぎも呼び名が違うだけで
同じ野菜なのです。
白ネギ・長ねぎは
日に当たらないように土寄せをして
土の中に埋まる部分が多くなるように育てられ
土に埋まっているところが
白くなっています。
白くなった部分は
加熱すると甘みがあるので
お鍋料理や炒めものなどによく使われます。
白ネギの旬は11月〜2月ごろですので
お鍋の季節にぴったりですね。
栄養と選び方
白ネギには
白い部分に
ビタミンCと硫化アリルが
青い部分に
β-カロテンとカルシウムなどが
豊富に含まれています。
硫化アリルには
血液をサラサラにする効果や
抗酸化作用、殺菌効果があります。
また
ビタミンB1の吸収力を高める作用もあり
糖質をエネルギーに変え
疲労回復の効果が期待できます。
美味しい白ネギの選び方
・白色の部分と緑色の部分の境目がはっきりしている
・白い部分はしっかり巻いていて固くハリがあり
緑色の部分もみずみずしいもの
保存方法
冷蔵保存
白ネギ・長ネギは
立てて保存することが
長持ちさせるコツです。
ですので
冷蔵保存する場合は切って
新聞紙やラップでしっかり包み
ポリ袋に入れてください。
切る場所は
根元と白い部分と青い部分に分けて
新聞紙やラップでしっかり包み
野菜室に立てた状態で保存しましょう。
乾燥に弱いため
湿らせたキッチンペーパーで
包んでから保存袋に入れると
より長持ちします。
日持ちの目安は
1週間ほどです。
冷凍保存
白ネギ・長ネギは
冷凍保存できます。
凍ったまま切ることもできますので
適当な大きさに切り
しっかり水気を切ってから
空気を抜いて保存袋に入れましょう。
凍ったまま調理に使うことができるので
使いやすい大きさに切ってから
冷凍すると便利です。
その際は
使う分だけ小分けにラップに包み
保存袋に入れて冷凍しましょう。
解凍
白ネギ・長ねぎは
冷凍のまま使えます。
冷凍した場合は
加熱してから
使うようにしましょう。
相性抜群!大根の味噌汁
大根と白ネギのお味噌汁は
相性抜群です。
大根は水から入れ
白ネギは味噌を溶いた後に
入れましょう。
その他にも
わかめや油揚げ、豆腐など
さまざまな具材に合います。
お味噌汁にすると子供も食べやすく
体も温まりますね。
まとめ
白ネギ・長ねぎは寒くなる
11月〜2月頃が旬の食材です。
風邪を引きやすく
体調の崩しやすい季節にぴったりな
栄養素が含まれていますので
毎日のお味噌汁や
お鍋に入れて
白ネギ・長ねぎを
味わってみてください。