さつまいも
秋から冬にかけて
旬を迎えるさつまいもは
甘くてホッコリとした味がたまりません。
調理すれば
おかずやデザートになり
寒い季節には食べたくなりますね。
さつまいもは
長期保存できる野菜なので
傷まないように保存する方法と
保存食にちょうどいい
レシピなどを紹介します。
さつまいもは冷蔵庫の上で土付きのまま常温保存
さつまいもは
寒さに弱い野菜で
５度以下になると細胞が死んで
黒く変色し
甘さがなくなり苦みが強くなります。
水に弱く
水に濡れた部分から傷んできます。
水洗いせず
土が付いたまま保存します。
保存方法は
１本ずつ新聞紙で包み
紙袋か段ボールの中に入れて保存します。
さつまいもは
基本的に常温保存ですが
季節、温度に応じて
保存場所を変えることを
おすすめします。
秋から冬のさつまいもの保存場所は
冷蔵庫の上がおすすめです。
冷蔵庫の上は暖かく
室内の暖かい空気が上へ行くので
寒さに弱いさつまいもに
ピッタリな保存場所です。
冷蔵庫の上以外は
暖房が直接あたらない
冷暗所に保管します。
夏場など室内が20℃以上の時は
さつまいもを１本ずつ新聞紙に包んで
ポリ袋に入れて
口をゆるく結び
冷蔵庫の野菜室で保存します。
さつまいもの冷凍保存方法
さつまいもを洗い
お好みの大きさに切って
ラップに包み
冷凍保存袋に入れます。
冷凍のまま調理すると変色しにくいので
凍ったまま煮物やさつまいもごはん
味噌汁の具に入れたり
凍ったまま油であげて
ホクホクの大学芋や芋けんぴが作れます。
揚げるときは
１度にたくさん入れず
適度な量で調理すると
温度も下がりにくく
外はカリッと
中はホクッの食感が楽しめます。
さつまいもの保存期間
土付きのさつまいもは
常温で１〜２ヵ月程度
保存できます。
スーパーなどの土がついてないさつまいもは
常温で２週間程度です。
冷蔵保存は
１週間程度です。
冷凍保存は
１ヵ月程度です。
さつまいもは熟成すると甘くなる
野菜は採れたてが
一番おいしいイメージがありますが
収穫したてのさつまいもは
ホクホク感は強いですが
甘みが弱いです。
1ヵ月ほど熟成させると
でんぷんが糖に変わり
甘さが増して美味しくなります。
傷んでくると
・表面にハリがなくなりシワシワになる
・カビが生える
・腐敗臭がしてくる
様子を見ながら熟成、保管してください。
さつまいもの豊富な栄養素
さつまいもには
身体に必要な栄養素が
豊富に含まれており
美容効果もたくさんあります。
さつまいもに含まれる代表的な栄養素
ビタミンC
ビタミンCは熱に弱いですが
さつまいもに含まれるビタミンCは
デンプンに守られているため
壊れにくくなっています。
コラーゲンを作るのに必要な栄養素で
細胞と細胞を結ぶ役割がある為
皮膚や血管を丈夫に保ってくれて
身体の酸化を防ぐ効果もあり
若々しい身体作りができます。
食物繊維
さつまいもの食物繊維は
大腸まで届くので
腸の運動が活発になり
便のかさを増したり
排便の促進が期待でき
便秘の解消につながります。
皮にも豊富な食物繊維があるので
皮ごと食べることによって
さつまいもの栄養を
しっかりと摂取できます。
保存食に美味しいさつまいもレシピ
さつまいものレモン煮
さつまいもを洗い
両端を切り落とし
食べやすい大きさに切ります。
３分ほど水にさらし
軽く水気を切ります。
鍋に
さつまいも
水 20
砂糖 3
レモン汁 1
入れて、
落し蓋をし煮立たせます。
煮立ったら弱火にし
さつまいもが柔らかくなるまで煮ます。
煮汁の濃さはお好みで
水分を飛ばすと濃い味になります。
時間が経つと味が染みて
美味しいですよ。
お弁当のおかずやおやつにぴったりです。
さつまいものバター焼き
洗ったさつまいもを皮ごと
１㎝の斜め輪切りにし
更に１㎝幅に切って
スティック状にします。
鍋にお湯を沸かし
さつまいもを硬めに茹で（1〜２分ほど）
水気を切ります。
熱したフライパンに
バターを入れて溶かし
さつまいもと
塩コショウ少々を入れて
軽く焦げ目が付くまで炒めます。
最後にお好みの量の砂糖をまぶします。
さつまいもが柔らかいと
焼くときに崩れてしまうので
少し硬めに茹でて下さい。
さつまいもとクリームチーズのサラダ
さつまいもは洗って
皮ごと1.5㎝幅の輪切りにします。
沸騰した鍋にさつまいもを入れ
柔らかくなるまで茹で
ザルにあげます。
フライパンでベーコンを
カリカリになるまで炒めます。
ボウルに
さつまいも
ベーコン
1㎝角に切ったクリームチーズ
マヨネーズ
塩コショウ少々
を入れ混ぜます。
器に盛り
ブラックペッパーをかけます。
具材とマヨネーズは
お好みの量で調整してください。
お弁当のおかずに
献立の１品に
さつまいもの甘さと塩味のバランスが
ちょうどいいサラダです。
まとめ
自然な甘さが魅力なさつまいもは
シンプルに
焼きいもや大学芋など
さつまいもならではの
おやつになり
天ぷらや煮物など
料理の材料としても
活躍してくれます。
皮ごと食べると
最大限に栄養を摂取でき
長期保存もできるので
冬の食卓に助かる野菜ですね。