メバルは
沿岸の岩礁などに生息し
防波堤からでも
手軽に釣れることから
釣り人にも人気の魚です。
漢字では「眼張」と書き
大きな目が特徴の海水魚です。
白身で淡白なので
くせがなく食べやすいので
昔から親しまれている魚です。
メバルの種類と美味しい時期
メバルは
北海道から九州までの
各地で一年を通して漁獲されます。
なかでも
漁獲量の多い地域が
東北地方です。
スーパーでよく見かけるメバルは
クロメバル
アカメバル
シロメバル
が多いです。
一般的にメバルの適水温は
14℃程度なので
春がもっとも漁獲量の上がる時期
だとされていますが
メバルの種類によって
旬が異なります。
クロメバルは冬
アカメバルは春
シロメバルは夏
が旬と言われています。
一般的なメバルよりサイズが大きいウスメバル
一般的なメバルは
サイズが大きくても
30㎝程ですが
ウスメバルはサイズが大きく
40〜50㎝程度まで成長します。
ウスメバルの漁獲量が日本一の青森県産は
体の色が美しく
程よく脂ものっており絶品です。
ウスメバルの旬の時期は
2~4月で
青森県以外にも
秋田県
石川県
新潟県
でも漁獲されています。
おすすめのメバルの食べ方
メバルは
透明感のある白身の魚で
熱を通しても身が固くならず
身離れの良い魚です。
煮る
焼く
揚げる
など
どの調理法でも美味しく食べられます。
・煮つけ
メバルといえば煮つけ!
と言われる程
定番で美味しい調理法です。
調理を始める前に
メバルを湯引きし
冷水で冷ましてから
煮つけにします。
だし 5
しょうゆ 1
みりん 1
酒 1
砂糖 お好み
を入れて沸騰させてから
メバルを入れ
入れた後は沸騰させずに
煮るのがコツです。
・みそ汁
メバルの切り身を
さっと湯引きして
冷水で冷ましてから鍋に入れて
水から煮だして
沸騰する前に味噌を入れます。
お好みで
豆腐やネギなど
具材を入れても美味しいですよ。
メバルの出汁で
美味しい味噌汁ができます。
・塩焼き
メバルの切り身に塩をふって
一時間程度置きます。
中火又は弱火で
じっくりと焼き上げると
身がふっくら焼きあがります。
メバルの皮は
とても美味しい風味があり
美味しいです。
・唐揚げ
メバルに軽く塩コショウをして
片栗粉をまぶします。
中火で揚げて
中まで火がとおったら
強火でカリッと揚げます。
皮が香ばしくて
美味しいですよ。
卵と肝の美味しいメバルの食べ方
メバルは
卵や肝も美味しく食べられる魚です。
さばく時に
肝や卵を分けて
身とは別に調理する食べ方もありますが
身と一緒に煮付けにすると簡単です。
しかし
メバルの卵や肝には
アニサキスという寄生虫がいる可能性があるため
加熱調理で70℃以上
または
中心温度が60℃以上で1分以上
火を通しましょう。
また
アニキサスは
-20℃で1日以上冷凍すると
死んでしまうと言われています。
生魚には
寄生虫がいる可能性があり
とくに
肝や内臓に多く寄生すると
言われています。
身以外の食べ方には
しっかり加熱
または
冷凍をして
寄生虫の心配をなくしましょう。
メバルのお刺身の食べ方
メバルは淡泊な味なので
刺身にする場合は
ひと手間かけると
味が馴染み美味しくなります。
メバルを3枚におろします。
軽く塩をふってから
キッチンペーパーで包みます。
ラップをしっかりとかけて
冷蔵庫で一晩から二晩熟成させます。
メバルの肝と
しょうゆで合わせた肝しょうゆで
刺身を食べるのも美味しいですよ。
肝しょうゆで食べるときは
アニサキスがいる可能性があるので
1日以上冷凍するか
しっかりと火を通してから
しょうゆと合わせて下さい。
まとめ
メバルは
一年を通して食べられる魚ですが
食べごろの時期が
種類によって異なります。
美味しい旬の時を狙って
食べ比べるのも楽しいですね。
メバルの調理方法は
煮る
焼く
揚げる
など様々な料理ができるので
料理の幅も広がります。
卵や肝には
寄生虫のアニサキスがいる場合があるため
中までしっかり加熱する事や
冷凍を1日以上してから食べましょう。