近年、肥満の子供が
増加してると言われています。
すくすく育つ姿を見るのは
嬉しいものですが
体重が増えすぎてしまうと
心配になってしまいます。
子供の頃に肥満だった人は
大人になったときに
肥満になりやすく
肥満でない人に比べると
健康状態が悪いと言われているため
子供のうちに肥満を防ぐことが重要です。
子供の肥満の原因と改善
子どもの肥満となる主な原因
家族からの遺伝
親が肥満の場合
子供も太りやすいと言われています。
基礎代謝で使われる
消費エネルギーが肥満遺伝子によって
左右されると言われており
同じものを食べていても
太る人と太らない人がいるのです。
消費エネルギーと摂取エネルギーのバランス
子供の肥満の原因のほとんどは
単純性肥満（原発性肥満）と言われる
摂取エネルギーが多く
消費するエネルギーが少ないため
肥満になってしまいます。
単純性肥満（原発性肥満）の原因となる理由
食事の量が多い
油ものがの食事が多い
おやつ、甘いもの、ジュースがすぐに食べれる環境にある
間食や夜食が多い
早食い、よく噛んで食べない
運動不足
睡眠不足
食事の量やおやつなど
甘いものを食べることが多く
運動不足などによる
エネルギーの消費が少ないことによって
肥満の原因になります。
子供の肥満の改善方法
食習慣の改善
1日3食規則正しく食べ
夕ご飯は8時までに食べ終わるようにする
家族みんなで
食事の時間を見直すようにしましょう。
食事のバランスを考える
基本は
主食
汁物
主菜
副菜
を個別に盛り付けます。
主菜は肉類だけではなく
魚類や卵類など
バランスよく食べましょう。
不足しがちな
豆類や野菜類、海藻類なども
取り入れてまんべんなく
食べるようにしましょう。
間食や夜食、おやつやジュースを見直す
寝る前に食べるのは
肥満の元です。
夜食は控えましょう。
間食は食べる時間を決め
食べ過ぎには注意しましょう。
飲み物にジュースを飲むと
カロリーの摂りすぎに
なってしまいます。
お茶やお水を飲むようにしましょう。
よく噛んで食べる
食べ物をよく噛むことで
脳にある満腹中枢に
お腹がいっぱいという指令が
送られます。
早食いすると
脳に指令が届く前に
食べ終わってしまいます。
ですので
しっかりと噛むことが
重要なのです。
運動の習慣をつける
肥満の子は運動嫌いな子も多いので
自分で運動をするのも
なかなか大変なことです。
運動系の習い事をすると
続けられるのではないでしょうか。
学校から帰ったら外遊びをするのも
運動になるでしょう。
おにごっこやかくれんぼなど
遊びの中で取り入れるのも良いでしょう。
また
ゲームが好きな子であれば
運動系のゲームを使うのも
一つの方法です。
食べる量を考える
肥満になる原因は
摂取カロリーが消費カロリーを
上まわることで起こります。
ですので
バランスよく食べていても
食べすぎてしまうと
カロリーの摂りすぎとなってしまいます。
食べすぎないためには
一人づつ盛り付けすると
食べた量がわかりやすいので
おすすめです。
食べる順番を考える
まずサラダや汁物などの
野菜料理から食べ始めます。
そのあとに
お肉やご飯を食べるように
するだけでも
肥満の解消に役立ちます。
まとめ
子供のときに肥満だと
大人になったときに
肥満になりやすく
生活習慣病の要因となります。
ですので
子供のうちに
肥満を解消することが大切です。
子供の肥満を解消するには
家族の協力が必要です。
家族みんなで無理なく
続けることのできる
肥満の解消方法が
見つかるといいですね。