春になると鼻がムズムズしたり
くしゃみが止まらなかったり
します。
暖かくなって花粉が飛び
体に入り込むことで
免疫機能が花粉に過剰に反応して
起こるアレルギー症状が
花粉症なのです。
花粉症はつらいですよね。
花粉症の症状を緩和するためには
免疫機能の働きを正常にすることです。
そこで有効なのが
アレルギー症状の炎症を抑える
EPA(エイコサペンタエン酸)と
DHA(ドコサヘキサエン酸)
免役機能を正常に保つ
ビタミンB6です。
これらを含む食材をとることで
花粉症症状を緩和できる
と言われています。
この両方が含まれているのが
青魚なのです。
目次
青魚に含まれる花粉症の緩和に効く、EPAとDHAとビタミンB6
EPAとDHAとは
青魚やうなぎに含まれる
多価不飽和脂肪酸です。
EPAとは
エイコサペンタエン酸の略で
必須脂肪酸の一つで
n-3系多価不飽和脂肪酸の一種です。
血小板の凝集の抑制効果
血液をサラサラにする
血中の脂肪やコレステロール濃度を下げる
生活習慣病の予防・改善効果
炎症を抑える効果
アレルギー症状を緩和する効果
などの効果があります。
DHAとは
ドコサヘキサエン酸の略で
EPAと同じ必須脂肪酸の一つで
n-3系多価不飽和脂肪酸の一種です。
記憶力、判断力を上げる効果
アルツハイマー型認知症に対する効果
血液を流れやすくする効果
視力を回復する効果
アレルギーを予防する効果
炎症を抑える効果
などがあります。
EPAとDHAは
体内で作ることはできず
食物から摂取する必要があります。
ビタミンB6とは
水溶性ビタミンの一種で
腸内細菌によって
一部私たちの体内でも
つくられています。
成長を促進する効果
脂肪肝を予防する効果
動脈硬化を予防する効果
神経機能を正常に保つ効果
アレルギー症状を緩和する効果
月経前症候群 (PMS)の症状を緩和する効果
つわりの症状を緩和する
眼精疲労の改善
などの効果があります。
花粉症の効果が期待できるEPAやDHA、ビタミンB6が豊富に含まれる青魚
EPAやDHA、ビタミンB6には、
花粉症の症状を
和らげる効果が期待できます。
それらが豊富に含まれているのが
青魚なのです。
主な青魚
ぶり
まぐろ
いわし
さば
あじ
さんま
といった身近で
手に入る魚です。
旬の魚は脂がのって栄養価が高いので
旬の魚を食べるといいでしょう。
花粉症の緩和にはどんな調理方法が効果的?
生食で食べるのが
理想的です。
加熱でEPAやDHAが
分解することはほとんどないですが、
熱を加えることで
脂肪分と一緒にEPAやDHAが
流れ出てしまいます。
焼いたり煮たりすると約20%
揚げ物では約半分
出ていくと言われています。
ホイル焼きにして脂を
できるだけ逃がさないようにしたり
焼いたあとフライパンに残った脂分で
ソースを作ったりすることで
流れ出た魚の脂を摂ることができます。
一番効果的な食べ方は
お刺身やマリネサラダやカルパッチョなどが
いいでしょう。
つみれにしてお汁物の具材に入れられる
花粉症の緩和に効く食材もあります。
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魚が苦手な子供はどうしよう
魚が苦手な子供も多いと思います。
子供が魚が苦手な主な原因は
・魚の臭いが苦手だから
・魚の骨が上手く取れないから
ですので
花粉症に有効な脂が
流れ出ることを気にせず
まずは子供が食べやすい
調理方法にしてみましょう。
切り身を揚げて竜田揚げする
フレークにしてご飯にかける
ハンバーグにする
つみれ汁にする
などにすると食べやすいですよ。
缶詰を活用してもいいですね。
まとめ
DHAの効果には
即効性がありません。
ですので
普段から定期的に
続けることが大切です。
青魚はスーパーなどで
一年中、手に入れることができます。
切り身や柵などを活用し、
花粉が飛び始める前に
対策をして
花粉症を緩和できるように
青魚を取り入れていきましょう。