スギ花粉症　子供の風邪と見分ける3つのポイント

花粉症の季節と呼ばれる時期になりました

花粉症の季節
と呼ばれる時期に
なりました。

それは
花粉症の原因となる春に
飛散ピークを迎える
スギやヒノキの花粉が
飛び始めるからなのです。

国内の花粉症を
引き起こす原因の約7割は
スギ花粉と言われています。

近年では
花粉量の増加
生活習慣の変化などから
花粉症を発症する人が
増えています。

花粉症は
大人だけではなく
子どもの発症も
年々増えています。

スギ花粉を吸い込んだ翌年から
発症する可能性はありますので
早ければ 1〜2 歳で
花粉症になってしまう
子供もいます。

近年では
花粉症にかかる子供が
低年齢化しています。

アレルギー体質の子供は
発症のリスクが高くなる
傾向にあります。

子供の花粉症症状

大人と同じように

鼻づまり
鼻水
鼻のかゆみ
くしゃみ
目のかゆみ

などです。

症状が続くと
昼間に元気がなかったり
集中力が下がり
遊びや勉強に影響がでたり
睡眠不足になったりします。

山下

子どもの花粉症は
保護者が気をつけて
早く対処をすることが重要です。

風邪？花粉症？

花粉の飛散時期は
風邪やインフルエンザが
流行する時期と
重なっています。

ですので
花粉症との区別が
難しいと思います。

見分ける3つのポイント

・目や鼻などに
　かゆみがあるか

・花粉の飛散が多い日に
　外出したときに
　症状が悪化しないか

・風邪だと思って
　薬を飲んでいても
　によくならない

などがポイントとなります。

花粉症対策は？

花粉症の対策で
一番重要なことは

花粉を体の中に入れないことです。

その他にも

・飛散量の多い日は窓を開けない

・洗濯物や布団は室内に干す

・花粉の飛散が多い日や時間帯は外遊びは控える

・外から帰ってきたら玄関で花粉を払う

・うがい、手洗い、洗顔で花粉を洗い流す

・室内で加湿器や空気清浄機を使用する

・外ではマスクやメガネを着用する

・家の中をこまめに掃除する

春の花粉症を引き起こすの原因のスギ

花粉の症状を引き起こす
代表的な植物のスギは、
風が吹いて花粉が飛ぶ
植物です。

そのことを風媒花と言います。
風媒花は風にのると
広範囲に飛ぶので
花粉症の原因と言われています。

スギ花粉を放出する
スギの雄花は
冬の寒さにさらされることで
花粉を飛ばす準備を始めます。

花粉が飛び始める時期は、
雄花が
冬の寒さから目覚めたあとに
暖かい日が続くと早まり
寒い日が続くと遅くなります。

日本におけるスギの割合

日本の国土の約3分の2が森林です。

そのうちの
約5割が天然林
約4割が人工林
残りが無立木地、竹林など

になっています。

人工林の約4割が
スギ林となっています。

スギ林は
北海道・沖縄には
ほとんどないため
スギ花粉の飛散は少量です。

スギ花粉の飛散量が増える原因

スギは植えてから
10数年、経ち始めた頃から
雄花ができ
本格的に花粉ができるのは

早くて25年
通常は30年程度
と言われています。

スギは昔から人工的に
広く植えられてきており
その多くが
植えられてから30年以上
となっています。

成長して30年を超える
スギ林が増えてきたことによって
花粉の飛散量も増加してきた
と考えられます。

しかし
花粉の生産量は
気象条件などにより
毎年変動するため

花粉飛散量も
年によって変わります。

スギ花粉が飛散される時期

スギ花粉が飛び始める時期は
地域によって異なります。

少し暖かくなり始めたら頃から
雄花が目覚めるので
暖かい地域から飛び始めます。

北海道　3月中旬〜5月上旬（少量）
東北　　2月下旬から4月
関東　　2月中旬から4月
東海　　2月中旬から4月
関西　　2月下旬から4月
中国　　2月中旬から4月
四国　　2月上旬から3月
九州　　2月上旬から3月

花粉の飛散が始まれば
毎日の飛散予測を
チェックしましょう。

まとめ

近年、
花粉症の原因である
花粉を作らないスギの
開発がされているそうです。

子供に発症すると
学校生活や日常生活に
支障をきたすこともあります。

発症したときは
できる対策をし
少しでも
緩和できるようにしましょう。

これから
スギ林が花粉の作らないスギに
入れ替わって
花粉症の辛さから
開放されるされるといいですね。

花粉症は食べ物でも
緩和することができます。

夕食などに取り入れてみてください。

飲みのものでも花粉症を緩和することができます。

食べる花粉症対策はこちら

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