かぶは大根の仲間で
すずな
とも呼ばれていて
春の七草の1つです。
一般的に食べられているのは
根の部分で
葉の部分も含めて
丸ごと食べることができます。
かぶの旬は
春と秋の2回あります。
春のカブは
柔らかいのが特徴で
秋のカブは
甘みのある味わいが特徴です。
優しい味わいで
くせも少ないので
どんな味付けにも
合わせやすい野菜です。
かぶの栄養 塩昆布と合わせるとサラダや漬物が簡単に!
かぶの白い根の部分には
消化酵素が多く含まれていて
胃腸の働きを助けてくれます。
美肌作りと
免疫力を高めてくれる
ビタミンCが多く含まれています。
葉の部分には
悪玉コレステロール値を
下げるβカロテンや
葉酸、食物繊維などが
多く含まれているので
葉も捨てずに食べると
栄養がしっかりとれます。
かぶの栄養が摂れるおすすめの食べ方
かぶは加熱すると
消化酵素や
ビタミンCなどの
水溶性の栄養素が
流れ出てしまいます。
かぶの栄養を
しっかり摂取したい場合は
・茹で時間を短くする
・切り口から栄養が流れ出るので
丸ごと茹でる
・蒸し茹でする
・スープにして飲む
などの調理方法にすると
栄養を取り入れることができます。
ですが
最もかぶの栄養を
摂取できる食べ方は
生食です。
消化酵素とビタミンCは
加熱すると壊れてしまうので
サラダや漬物など
生で食べるのがおすすめです。
小かぶは
皮も柔らかく
くせもないので
生食で美味しく食べられます。
かぶの葉の部分は
βーカロテンを多く含んでいます。
βーカロテンは
油と一緒に摂取すると
吸収を促進してくれるので
炒め物の料理をすると
栄養がしっかりと摂れます。
かぶの栄養が摂れる簡単人気の塩昆布和えサラダ
かぶと塩昆布で
美味しい簡単サラダが作れます。
かぶの皮をむき
縦半分に切ります。
切り口を下にして
薄切りにします。
葉の部分はみじん切りにします。
ボウルに切ったかぶを入れて
塩少々を入れて揉み込みます。
5分ほどおいて水気を絞ります。
お好みの量の塩昆布と
レモン汁少々を入れて
和えます。
さっぱりしており
かぶのほのかな甘みと
昆布の旨味が効いたサラダです。
葉の部分は少し苦味があるので
子供が食べる場合は
少量がおすすめです。
塩昆布と酢でかぶの漬物
酢を使うので
さっぱりな酢の物風の漬物です。
皮付きのままのかぶを
スライサーで薄くします。
塩少々入れて塩もみします。
5分ほどおいて水気を絞ります。
酢 3
砂糖 2
を小鍋に入れて
沸騰直前で火を止めます。
塩もみをしたかぶと
お好みの量の塩昆布と
加熱した合わせ酢を和えて
冷蔵庫に入れて
30分程ねかせます。
かぶの皮の下には
ビタミンCやカリウムなどの
栄養が豊富に含まれています。
皮ごと調理すると
栄養をしっかり摂れます。
皮が硬い場合は
皮をむいて
食べやすく調理してください。
かぶを鮮度よく保存する方法
葉付きのかぶは
葉に水分を吸収されないように
葉と根を別々にして保存袋に入れ
冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
長く保存したい場合は
冷凍も可能ですよ。
・冷蔵保存
かぶを保存する時は
常温保存だと1日程しか
日持ちしません。
常温保存よりも
冷蔵保存の方が
鮮度が長持ちするので
おすすめです。
保存方法
葉と根を切り離します。
切り離した根の部分は
湿らせた新聞紙や
キッチンペーパーに包み
保存袋に入れて
冷蔵庫の野菜室で保存します。
葉の部分は
湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで
切り口を覆うように包みます。
茎のほうを下にして
保存袋に入れます。
冷蔵庫の野菜室に立てて
保存します。
根の部分は
1〜2週間程度
葉は
2〜3日程度
日持ちします。
・冷凍保存
冷凍保存の日持ちより
長期間日持ちさせたい場合は
冷凍保存がおすすめです。
保存方法
根の冷凍保存方法は
かぶの皮をむき
お好みの形に切ります。
冷凍保存袋に入れて
空気を抜くようにして
密閉します。
調理に使うときは
凍ったままスープや
煮物などに使えます。
冷凍すると水分が抜けるので
味が染み込みやすくなります。
使う用途が決まっていない場合は
皮をむいたかぶの根を
切らずに1つずつラップに包みます。
冷凍保存袋に入れて
密閉して冷凍保存します。
調理で使うときは
10秒ほど流水にあてて
半解凍にして
お好みの大きさに切って
調理してください。
葉の冷凍保存方法は
茎と葉に分けて
使いやすい大きさに切ります。
それぞれ冷凍保存袋に入れて
なるべく平らにします。
空気が入らないように密閉して
冷凍庫で保存します。
茎の部分は
炒め物に
葉の部分は
スープや味噌汁にすると
調理しやすいですよ。
根も葉の部分も
1ヵ月程度
日持ちします。
まとめ
かぶは
すずなとも呼ばれていて
春の七草の1つです。
かぶを食べると
胃腸の働きを助けてくれたり
美肌効果も期待でき
悪玉コレステロール値を下げてくれたりと
体に嬉しい効果のある野菜です。
そんな体に嬉しい効果のある
かぶを生で食べると
しっかりと栄養を摂ることができるので
サラダや漬物にして食べるのが
おすすめです。
かぶをすぐに使わないときは
冷蔵や冷凍保存をすると
鮮度よく長持ちさせることができます。
根の部分と葉の部分を分けて保存すると
それぞれの料理の幅も広がり
美味しく食べられますね。