心と体のストレスは
一定の限界を超えると
様々な病気の原因になったり
病状を悪化させることがあります。
蕁麻疹もストレスによって
発症しやすくなったり
悪化する場合もあります。
蕁麻疹が発症しやすい部位は首などの皮膚の薄い所
蕁麻疹は
首や膝の後ろ
太もも
腹部 など
皮膚が薄く柔らかいところに
発症しやすい傾向があります。
特に首は
汗
髪の毛
化粧品 などの
刺激を受ける部分が多いので
湿疹の肌トラブルが起こりやすいです。
一般的な蕁麻疹の症状と特徴
蕁麻疹が発症すると
部分的に皮膚が盛り上がり
赤みを帯びた膨疹(ぼうしん)ができ
灼熱感と痒みが出てきます。
蕁麻疹の特徴は
発症するタイミングです。
発症するタイミングが多いのは
・食事をした後
・科学的なものや薬品に触れた後
・急に体が温まった後
・急に体を冷やした後
・汗をかいた後
・擦れた時 など
皮膚への様々な刺激が
原因と考えられています。
食事をした後30分から1時間以内に
蕁麻疹を発症した場合は
食物アレルギーが考えられます。
今まで口にしたことがあるか、ないか
確認してみましょう。
体を温めた後のお風呂上りや
冬の冷たい風にあたって体が冷えた時に
蕁麻疹を発症する事もあります。
食物アレルギーによって蕁麻疹が出る原因となる主な食べ物
蕁麻疹はその時の体調で
出たり出なかったりがありますが
原因となる主な食べ物です。
サバやアジなどの青魚
豚肉
タケノコ
エビやカニなどの甲殻類
果物
食物アレルギーが原因による蕁麻疹の場合は
・毎回同じ食べ物で蕁麻疹がでる
・食べたあと、数分から1〜2時間の間にでる
・全身に発症しかゆみが強いことが多い
などの特徴があります
ストレスによる蕁麻疹の原因は?
蕁麻疹は
ある一定の刺激の強さを超えると
発症すると言われています。
普段では
蕁麻疹が起こらないような皮膚への刺激も
ストレスを感じていると
ある一定の刺激の強さが低くなり
蕁麻疹を発症しやすくなります。
ストレスが原因で
蕁麻疹を発症している場合は
ストレスの具合によって
原因の刺激に反応する場合と
しない場合があります。
何度か蕁麻疹が発症したら
直前にしていたことの
共通点を探ってみて下さい。
一度蕁麻疹が発症すると
しばらく蕁麻疹が起きやすい状況が
続きます。
原因がわかれば
特に疲れている時
ストレスを感じている時は
その刺激を避けるように
心がけることが出来るので
蕁麻疹の予防ができます。
・原因がわからない
・原因を避けるのが難しい
・頑張って避けていても蕁麻疹を繰り返す
こんな場合は
自分なりに
ストレスをうまく発散する方法を
見つけられると良いですね。
蕁麻疹が重症化すると
蕁麻疹は
アレルギー疾患の一部として
発症するケースもあります。
蕁麻疹が発症して
重症化する場合もあるので
子供や年配の方など
見守りが必要です。
重症な症状
・呼吸困難や喘息のような呼吸音
・のどの腫れに伴う、嚥下(飲み込みにくい)や声枯れ
・顔や唇、まぶたなどのむくみがある場合
喉の痒みがないか
呼吸は苦しくないかなど
症状を聞いたり観察することが大切です。
まとめ
蕁麻疹は
皮膚の薄い部分から発症することが多く
特に首周りは刺激が多いので
痒みが出やすいです。
蕁麻疹が起こるきっかけは
食物アレルギーや
体の寒暖差などで
発症するタイミングは様々です。
ストレスを感じていると
発症しやすくなったり
悪化してしまうので
ストレスを発散する方法を
見つけることが大切ですね。