1年中
手に入るいわしで
フライや煮つけを作ってみませんか?
さばき方がわからず
難しそうと思われがちですが
コツをつかむと
手でさばくことが出来ますよ。
外はサクサク
中はふわふわのいわしのフライは
噛みしめるといわしの脂が
ジュワ〜と美味しいです!
いわしを煮つけにすると
骨まで柔らかく食べることできるので
栄養をしっかりと摂取できますよ。
いわしは
300種類あると言われています。
いわしは回遊魚なので
自分の地域で脂の乗った
いわしが食べられない季節でも
別の地域で旬を迎えるいわしがあるので
ほぼ年中美味しい
いわしが食べられます。
骨ごと食べることのできるいわしは栄養豊富
たくさんの種類があるいわしは
旬の季節が多いことや
体に良いたくさんの栄養が
含まれていることも
嬉しいポイントです。
いわしは
DHAとEPAのバランスがよく
カルシウムも豊富です。
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHAは
脳・神経組織の発育、機能を
高めるといわれています。
また
悪玉コレステロールを減らし
善玉コレステロールを増やす働きもあり
血圧を正常に保ち
血液中の中性脂肪を減らす事が期待できます。
・EPA(イコサペンタエン酸)
EPAは
体内でほとんど作られない
必須脂肪酸です。
悪玉コレステロールを減らして
善玉コレステロールを増やし
血中の中性脂肪を減らす効果がある
と言われています。
また
EPAの摂取で赤血球がやわらかくなり
血液の粘度が下がる働きが期待できます。
・カルシウム
いわしにはカルシウムが多く含まれていて
カルシウムの吸収率を上げる
ビタミンDもあるため
効率よくカルシウムの摂取ができる
とされています。
カルシウムには
骨、歯を丈夫にする効果が
期待できます。
・ビタミンB2
ビタミンB2は
細胞の再生・エネルギーの代謝を助け
皮膚・髪・爪の成長を促す
と言われています。
体内で過酸化脂質の分解を
サポートする働きも期待できます。
いわしのうろこと骨の下処理方法
・うろこのとり方
いわしの頭が左側になるように
まな板の上に置きます。
右手で包丁を持ち
いわしの尾から頭の方に
包丁の刃を軽く撫でるように
こすります。
頭に近い部分や
胸びれの下などは
うろこが残りやすいので
うろこの取り忘れがないか
確認してください。
うろこを取ったら
流水で洗い流し
きれいにしてください。
・骨のとり方
胸びれから包丁を入れて
頭を落とします。
いわしの腹から
肛門あたりまで包丁を入れて
包丁の刃で内臓をかき出します。
内臓を取ったら
流水できれいに水洗いして
キッチンペーパーで
水気をふきとります。
いわしのお腹に指を入れて
頭の方から尾に向かって
中骨の上面と身を
指でなぞるように
お腹を開いていきます。
まな板の上にいわしをのせて
中骨を指で摘まみ引き上げます。
尾の方まで
剥いだら骨を折ります。
いわしの両端にある
お腹の小骨を
包丁を寝かせて削ぎ落します。
他の小骨が気になる場合は
骨抜きでとりましょう。
頭や取り出した内臓は
2重のポリ袋に入れ
ゴミの日まで冷凍しておくと
臭いが気にならず
捨てることができます。
・いわしの臭みのとり方
青魚のいわしは
白身の魚に比べ
特有の臭いがあります。
いわしをさばいたら
臭みを取る下処理をしましょう。
バットにいわしをのせます。
両面に軽く塩と酒を振ったら
ラップをかけて
冷蔵庫に20分前後入れます。
流水で洗い流し
キッチンペーパーで
しっかり水分をふき取ります。
骨や臭みが取れたら・・・いわしのフライ作り方
いわしの両面に
塩コショウをします。
次に
バッター液を作ります。
小麦粉 大さじ4
卵 1個
水 小さじ2
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いわしにバッター液を絡ませて
パン粉をつけて
180℃の油で揚げます。
カリッとジュワッと美味しい
いわしのフライが出来ます。
骨まで美味しいいわしの煮つけ
いわしの煮つけを作っても
骨まで柔らかくするのは
時間と手間がかかると思いますよね。
しかし
お酢を加えると
骨まで食べられる
いわしの煮つけになります。
お酢を使っても
酸っぱくなりません。
火にかけると酸味がなくなり
まろやかに仕上がります。
骨まで食べることができるので
いわしは
内臓を取ってきれいにした
開く前のいわしを使います。
いわしの煮つけの調味料は
水 4
酢 4
酒 2
みりん 1
醤油 1
砂糖 1
いわしの尾を切り落とします。
半分または3等分に切ります。
小鍋かフライパンに
いわしを重ならないように並べます。
いわしがピッタリ入る
大きさの小鍋かフライパンを使うと
煮崩れ予防になります。
いわしが浸かるくらいに
水
酢
酒
を入れて落し蓋をし
火にかけます。
いわしに火が通ったら
砂糖
醤油
みりん
を入れ弱火にして煮詰めます。
火が強いと
煮崩れの原因になるので
注意してください。
お好みの味の濃さで火を止めます。
煮詰める時間が短いとさっぱりで
しっかり煮詰めると
こっくりした煮つけになります。
お酢の酸の力で
骨まで食べることのできる
煮つけです。
まとめ
いわしは種類が多く
年中美味しいいわしが食べられますね。
いわしの下処理の仕方で
骨も臭みも気にならなくなり
サクサクのフライや
骨まで柔らかい煮つけが作れます。
いわしは旬になると
味が濃く美味しくなり
栄養価も高まるので
積極的に摂り入れたい食材ですね。