普段の生活で
めまいや立ちくらみ
体がだるいなど
実は貧血が原因だった
ということがあります。
近年の貧血で多いのは
鉄不足が原因となる貧血です。
鉄不足の貧血の改善には
食生活が重要となります。
そこで貧血の予防・改善に
良い食事が和食なのです。
和食を取り入れて
貧血の予防をしましょう。
貧血とは
貧血とは
血液中の赤血球に含まれる
ヘモグロビンの量が
少なくなった状態です。
ヘモグロビンは
全身に酸素を運ぶ働きをしているため
ヘモグロビンが少なくなると
体の中が酸素不足になり
さまざまな不調があらわれます。
原因と症状
原因
貧血の主な原因は
鉄やビタミンB12などの
栄養素の不足で
ヘモグロビンが減少することで
起こります。
ヘモグロビンは
鉄から作られているので
鉄が不足すると
ヘモグロビンの量が少なくなり
貧血の症状が出てきます。
また
ビタミンB12や葉酸、亜鉛も
赤血球やヘモグロビンを作るのに
必要な栄養素で
不足すると貧血になってしまいます。
鉄分が不足する原因
・鉄分の摂取不足
ダイエットなどで食事の制限をすると
鉄の摂取量が不足しがちになります。
また偏食であったり
ファストフードや
インスタント食品が多いと
栄養が偏ってしまい
鉄分が不足してしまいます。
・鉄の喪失
出血することで
鉄分が減ってしまい
食事からの鉄分では
足りなくなってしまう状態です。
月経過多や病気による出血があります。
・鉄吸収阻害
鉄分は十二指腸から吸収されます。
胃や十二指腸などの
消化管の疾患により
鉄分が吸収されにくくなることがあります。
・鉄分の必要量増加
妊娠や授乳期、成長期は
鉄分の量が普段より必要となります。
普通の食生活では
鉄分が不足してしまう場合があります。
症状
貧血になると
めまいや立ちくらみ
頭痛
倦怠感
動機、息切れ
疲れやすい
集中力の低下
などの症状があらわれます。
貧血に和食が良い理由
貧血の改善には
食生活が大切になります。
そのなかでも
バランスの取れた和食が
貧血の食生活に効果的です。
和食には
貧血の改善に必要な
鉄分やビタミンB12を
豊富に含む食材があり
バランスの良い食事を
摂ることができます。
鉄分を多く含む食材
レバー
アサリ、しじみ、はまぐり
いわし
マグロ
牛肉の赤身
枝豆
小松菜
厚揚げ
成分無調整豆乳
など
貧血を予防に効果がある和食メニュー
・アサリのお味噌汁
・はまぐりのお吸い物
・レバーと砂肝の炒め物
・ひじきの煮物
・小松菜とほうれん草の胡麻和え
・いわしのつみれ鍋
貧血予防改善のために和食に取り入れるときポイント
・鉄分の多い食品とビタミンCを一緒に摂る
ビタミンCは
鉄分の吸収を
促進させる働きがあります。
鉄分を取るときは
ビタミンCを一緒に摂ると
貧血の予防になります。
・バランスの良い食事
鉄分だけでなく
食事に大切な
たんぱく質
脂質
炭水化物
などの必要な栄養素を
バランスよく摂りましょう。
・鉄分の吸収を阻害するものは一緒に摂らない
コーヒーや煎茶に含まれるタンニンには
鉄の吸収を阻害する成分があります。
また
インスタント食品や
加工肉などに含まれている食品添加物も
鉄の吸収を妨げてしまいます。
・和食を作るときに鉄製品を使用する
鉄製品のフライパンや鉄鍋
スキレットなどを使って調理すると
料理に鉄分が流れ出し
鉄分が摂取できます。
まとめ
貧血の予防・改善には
バランスの取れた食事が
大切になってきます。
和食は鉄分などの
さまざまな栄養素が
バランス良く取れるため
貧血に効果的です。
また
和食には貧血予防・改善に
効果がある食材が多く使われています。
和食をで効果的に鉄分を取り入れて
貧血を予防しましょう。