私達の生活に身近な牛乳ですが
カルシウムや
タンパク質など
栄養豊富です。
子供から大人まで
親しまれている牛乳で
成長期の子供の体作りや
健康維持に役立てましょう。
牛乳の栄養成分の効果と一緒に吸収するといい栄養素
牛乳は
子供の成長にとって
大切な栄養素が多く
含まれています。
牛乳の栄養成分
カルシウム
牛乳には
豊富なカルシウムが
含まれています。
カルシウムは
骨や歯の形成に重要な成分で
成長期の子供は
特に摂取したい栄養素です。
神経興奮の抑制や
筋肉の収縮などにも
期待できます。
タンパク質
牛乳のタンパク質は
コップ1杯(200ml)で
7.2g含まれています。
タンパク質量の多い
卵1個分よりも
多く含まれています。
タンパク質は
筋肉や臓器のなど
体を構成する主要な成分で
ホルモンや免疫物質の材料など
様々な働きがあります。
牛乳のタンパク質に
多く含まれているカゼインは
免疫機能の調節に
期待が出来ます。
ビタミンD
カルシウムの吸収を促進するために
牛乳にはビタミンDも含まれています。
ビタミンDは
骨の成長や健康に
重要な役割があります。
日光を浴びると
体内でビタミンDを
作ることが出来るので
日光浴が出来ない場合は
食べ物から摂取することが重要です。
ビタミンB群
牛乳には
ビタミンB2や
ビタミンB12も含まれており
エネルギー生産や
神経を修復する作用
などあります。
・牛乳と一緒に摂取するといい栄養素の鉄
鉄分は
体内に吸収しにくい栄養素で
摂取しただけでは
しっかり補えません。
少しでも多くの鉄分を
体内に吸収するには
牛乳に多く含まれている
カゼインが役立ちます。
鉄分を摂取した後
食物繊維など
他の栄養素と結合すると
吸収が悪くなります。
カゼインは
鉄分と他の栄養素が結合する前に
結合します。
すると
他の栄養素と鉄分が
結合するのを防げるので
鉄分が体内に吸収されやすくなります。
ですので
鉄分をしっかり摂りたい時は
牛乳と一緒に摂取すると
鉄分の吸収が良くなります。
牛乳で補おう!子供の成長期にカルシウムとタンパク質の摂取が必要です。
牛乳には
カルシウムやタンパク質など
豊富な栄養成分が含まれているので
骨の発育や体組織の形成に働くので
子供の成長に欠かせない食品です。
・ カルシウムの重要性
子供の成長期は
十分なカルシウムの摂取が必要です。
牛乳から摂取されるカルシウムは
骨密度を増すので
骨の成長にとても大切な栄養素です。
・タンパク質の重要性
タンパク質は
細胞の構築や
修復に必要な栄養素で
子供の成長において
特に重要な栄養素です。
牛乳に含まれる
高品質なタンパク質は
体組織や筋肉の発達に働き
健康な成長をサポートしてくれます。
子供の成長期に必要な牛乳の摂取量
小学生や中学生の場合
学校の給食で
牛乳が出ることがほとんどです。
成長期の子供には
1日に500ml程度飲むと良いと
されています。
学校で提供される牛乳は
1本200ml程度なので
おやつや食事で
取り入れるとよいでしょう。
牛乳は豊富な栄養素を含むため
たくさん飲むと良いと思われがちですが
飲みすぎると
肥満や下痢などを
引き起こしてしまうので
適切な量を
継続して飲むことが大切です。
牛乳が苦手な場合は
チーズやヨーグルトなどの乳製品や
牛乳を使ったスープやシチュー
グラタンなどの料理で
摂り入れる方法もあります。
子供は
1歳頃から飲み物として飲めます。
乳製品が初めてのときは
離乳食のスプーンで
ひとさじから試し
牛乳に食物アレルギーなどがないか
確認しましょう。
病院の開いている
平日の午前中に試してみて下さい。
離乳食でヨーグルトなどの乳製品を
摂り入れているときは
いつもと同じくらいの量を
飲み物としてではなく
スープやシチューなど
よく加熱して
試してみてください。
コーン缶を使った牛乳が飲みやすくなるスープ
牛乳が苦手な場合や
寒い日などに
簡単に作れるスープです。
・クリームコーンのスープ
鍋に
クリームコーン缶1缶(190g)
牛乳 150cc
塩 少々
を入れて弱火で熱し
混ぜながら沸騰させます。
バター 10g
を入れて
溶けるまで混ぜます。
最後に
塩コショウで
味を整えます。
具材に
じゃがいもや玉ねぎ
人参やベーコンなどを入れても
野菜の甘味やコクが出て
美味しくなります。
・つぶつぶコーンが美味しいミルクスープ
人参は千切り
キャベツは一口大に切り
ベーコンを食べやすい大きさに切ります。
鍋に
牛乳と水を同量
粒コーン缶を汁ごと
人参を入れて
火にかけて沸騰させます。
沸騰したら
キャベツ
ベーコンを入れます。
具材に火が通ったら
塩コショウで
味を整えます。
まとめ
牛乳には
タンパク質とカルシウムなど
体の健康に必要な栄養素が
豊富に含まれています。
特に
成長期の子供の発育には
欠かせない食品です。
カルシウムは
骨や歯の成長に
とても重要な栄養素で
タンパク質は
筋肉や臓器など
体の構成にとても関わっている
栄養素です。
成長期の子供には
1日500ccの摂取を目標にして
継続しましょう。
牛乳が苦手な場合は
チーズやヨーグルトなどの乳製品や
牛乳を使った料理で
牛乳の栄養を補うことができますよ。
飲みすぎに注意しながら
バランスの良い食事に
役立てて下さい。