下痢が3日以上続く時の食事

かおりママ

下痢になったときどんな食事をしたらいいのでしょうか？

急に腹痛を伴う下痢が起こったり
腹痛がないのに下痢になったり・・・

そんな症状が何日も続くと
どのような食事をしたらいいのか
迷いますよね。

なぜ下痢が起こっているのか
原因を知ることが
重要になります。

下痢が起こる原因と3日以上、下痢が続く原因

・過敏性腸症候群（IBS）

胃腸に炎症もなどの病気もなく
腹痛や下痢などの
排便異常を起こす症状です。

極度の緊張や不安、ストレスなどで
自律神経が乱れて
腸の働きに影響を与えてしまいます。

それらによって
下痢や腹痛などの症状が
起こります。
女性のほうが多いと
言われています。

過敏性腸症候群（IBS）は
便通異常や腹痛などの不快な症状が
数ヶ月以上続く慢性的な病気です。

・急性胃腸炎

胃の粘膜に炎症が起こり
食欲がなくなったり
下痢や腹痛
吐き気などが起こります。

暴飲暴食や刺激の強い食べ物の食べすぎ
ストレス、風邪やインフルエンザなどによるウイルス
アレルギー反応によっても起こることがあります。

また
アルコールの飲み過ぎで腸の粘膜が荒れ
下痢になることがあります。

急性胃腸炎は
様々な原因で起こりますので
原因によって
下痢症状が続く日数が違います。

・食あたりや食中毒などの細菌やウイルス

生ものや傷んだ食材を食べて
食あたりや食中毒を起こし
下痢になることがあります。

生牡蠣などで起こる食あたりが
よく知られています。

下痢の続く日数は
原因菌によっても違いがありますが
1日から1週間ほど続きます。

・生理からの腹痛

生理中はホルモンバランスの変化で
腸が異常に収縮し
下腹部痛と共に
下痢が起きやすくなります。

また
生理中は精神的に不安定にもなりやすく
ストレスが原因で
下痢が起こることもあります。

生理中の1、2日間
続く方が多いです。

1回下痢になった場合や
心当たりがなく3日以内に治まる場合は
特に問題はないと思います。

ですが

日常生活に支障が出てるときや
原因に心当たりがある場合
原因に心当たりがなく３日以上
下痢が続く場合は
医療機関を受診してみましょう。

3日以上　下痢が続く場合の食事

おすすめの食事と飲み物

・水分補給をしっかりしましょう。

下痢が長く続くと
普段より水分が多く失われます。

・消化の良い食べ物を食べましょう。

おかゆ
煮込みうどん
湯豆腐
卵
鶏ささみ
白身魚
やわらかい野菜
みそ汁
納豆
はんぺん
りんご
バナナ

など
温かくて柔らかい
消化の良い食事が
おすすめです。

避けたほうがいい食事

・消化の悪い食べ物は避けましょう。

脂肪分の多い肉類や魚類
ラーメンや焼きそば
揚げ物
香辛料などの刺激の強い食べ物
ごぼうなどの食物繊維の多く含まれている食べ物
糖分や脂質の多い洋菓子
みかんなどの柑橘系の果物やジュース
牛乳
炭酸飲料やアルコールやカフェインの含まれた飲み物
冷たい食べ物や飲み物

下痢症状があるときは特に
よく噛んで食べることを心がけましょう。

よく噛むと唾液や胃液が分泌され
消化を吸収を助けるので
胃腸の負担が少なくなります。

まとめ

下痢になったときは
普段より水分が失われるので
水分補給をしっかりすることが
重要です。

胃腸に優しい食事を心がけ
よく噛んで食べるようにしましょう。

下痢症状が長く続くときは
迷わず医療機関を受診することを
おすすめします。

下痢の原因と
下痢のときのおすすめ食事を
ご紹介しています。