下痢と同時になぜ吐き気や嘔吐、熱や頭痛が起こる？その原因とは

かおりママ

下痢と同時に吐き気や熱、頭痛が起こることがありますか？

下痢と同時によく起こる症状として
吐き気が起こることがあります。

なぜ下痢と吐き気が同時に
起こるのでしょうか。

何が原因で起こるのでしょうか。

なぜ下痢と吐き気が同時に起こる？

吐き気が起こる理由として

消化管に問題がある
乗り物酔い
妊娠中のつわり
薬などの副作用

などで
発症することがあります。

そのなかで
消化管に問題がある場合は
吐き気と同時に
下痢や嘔吐を発症することがあります。

吐き気や下痢、熱や頭痛が起こる原因

急性胃腸炎

生ものや加熱処理が
しっかりできていないものを
食べたとき
風邪などを引いたときに

細菌やウイルスに感染し
胃腸炎が起こり
下痢や吐き気、嘔吐の症状が出ます。

その他にも
発熱や頭痛、倦怠感などの
症状が見られることもあります。

急性胃腸炎の主な原因の細菌やウイルス

黄色ブドウ球菌
カンピロバクター
サルモネラ
ノロウイルス
ロタウイルス

過敏性腸症候群（IBS）

この病気は
炎症などの病気がないのに
下痢などの排便異常が
数ヶ月以上続く症状のことをいいます。

はっきりとした原因はわかっていませんが
感染性胃腸炎が治った後に
なりやすいと言われています。

ストレスや不安などを感じたときに
症状が強くなる傾向があります。

下痢や便秘のほか
吐き気や嘔吐
稀に熱などの症状も
出ることもあります。

月経前症候群（PMS）

月経前症候群（PMS）の起こる原因は
はっきりと分かっていませんが
ホルモンバランスが乱れることによって
起こると考えられています。

症状の一つとして
下痢や腹痛、吐き気、頭痛などが
起こることがあります。

また
月経前症候群（PMS）は
体温が高い高温期に入っていますので
熱が出ることもあります。

下痢や吐き気や嘔吐の症状があったときに気をつけること

下痢や嘔吐の症状が現れると
水分と電解質が失われるため
脱水症状になりやすくなります。

下痢や嘔吐になると体力を使うため
水分と
消化がよく栄養価の高いものを
摂りましょう。

吐き気や嘔吐の症状がある場合は
吐き気が治まってる状態のときに
量は少しづつ
こまめに摂りましょう。

どうしても受け付けない場合は
脱水症状になる前に
病院を受診しましょう。

下痢や吐き気、熱などがあるときの食事

下痢や嘔吐、熱があるときには
水分補給が必要です。

水分が不足してしまうと
脱水症状をおこしてしまいます。

水分を摂っても
吐き気や嘔吐してしまうとは
スプーン1杯ずつから
こまめに摂ります。

その際の水分補給は
経口補水液がおすすめです。

嘔吐と吐き気が治まり
水分がしっかり摂れるようになれば
消化の良いものを
摂るようにしましょう。

食事のポイント

消化の良い食材を選ぶ

おかゆや柔らかく煮込んだうどん
豆腐などあっさりしたものを食べましょう。

煮込んだうどんやおかゆに
溶き卵を加えると
栄養も摂れて良いでしょう。

調理方法を考える

食材は湯がいたり
炊いたりしましょう。

油を使う炒めものなどは
避けましょう。

脂肪が多いものや刺激の強い食べ物や飲み物は避ける

辛いものや
揚げ物などの脂っこいもの
ケーキなどの甘いものや
炭酸飲料やカフェインが含まれている飲み物は
胃に負担がかかるので避けましょう。

ゆっくりよく噛んで食べる

ゆっくりよく噛むことで
胃腸の負担が軽減します。

よく噛むと
唾液の分泌が増えて
口の中で分解され
胃の消化を助ける効果もあります。

まとめ

下痢や吐き気、嘔吐と同時に
熱や頭痛が起こる原因は様々です。

ですが
下痢や吐き気、嘔吐があるときは
少しづつで良いので
水分補給をしましょう。

水分補給ができないほどの状態のときは
病院を受診しましょう。

下痢の状態が残っていても
吐き気や嘔吐が治まれば
消化の良い食事をしましょう。

下痢が止まらない！という時の
食事をご紹介しています。