上手く作りたいと思うのですが
薄焼き卵を焼くときに破れてしまうんですよね。
ちらし寿司に
黄色い卵をちらすと
一気に華やかになり
ひなまつりやお祝いの日などの料理にピッタリです。
ちらし寿司の具 薄焼き卵と錦糸玉子の作り方
ひなまつりやお祝いの日に作る
ちらし寿司の具に
きれいな錦糸卵をちらせば
完成度がグッと上がります。
しかし
薄焼き卵を作るときに
破れてしまったり
焦げ目が付いてしまったり
上手く焼けないことがありますよね。
コツを知れば
簡単にきれいな黄色の薄焼き卵、
錦糸玉子が作れます。
錦糸玉子の作り方
卵 1個
砂糖 小さじ1
塩 少々
・水溶き片栗粉
片栗粉 小1/2
水 小1
メモ
卵液に水溶き片栗粉加えることで
破れにくい薄焼き卵が焼けます。
水溶き片栗粉を作ります。
ボウルに、卵を割り入れ混ぜます。
卵の中に砂糖、塩、水溶き片栗粉を入れ
なるべく泡立たないように
混ぜます。
ザルでこします。
濡れ布巾を用意して
フライパンを中火にかけます。
油を入れて
フライパンが温まったら
余分な油をふき取ります。
フライパンを濡れ布巾の上に
一瞬置き
熱を落ち着かせます。
お玉1杯分の卵液を流して
フライパンを回し均一にします。
とろ火で
乾かすようにじっくりと焼きます。
表面が乾いたら
竹串などで周りを一周し
丁寧に剥がします。
ザルをひっくり返した上に
キッチンペーパーを敷き
その上に焼いた薄焼き卵を乗せて
冷まします。
しっかり冷めたら
薄焼き卵の周りのパリパリした部分を切り
3〜4等分に切って重ねます。
端から細い千切りにします。
切った後は
空気を含ませるように
優しくほぐします。
薄焼き卵を焼くときのポイント
・ザルでこす
卵液をザルでこすと
白身のかたまりがなくなるので
見た目や食感にムラのない薄焼き卵になります。
・フライパンの温度を下げる
焼きはじめのフライパンの温度が高いと
卵液が広がる前に固まってしまい
均一になりにくいです。
・焼くときの火加減
焼いている時は
焦げ目が付かないように
極弱火でじっくり待ちましょう。
・焼いたあと
ひっくり返したザルと
キッチンペーパーの上で
薄焼き卵を冷ますと
蒸れないので湿気が付かず
しっとりした錦糸玉子ができます。
薄焼き卵がきれいに焼けるのですね。
ちらし寿司の具 だし巻き卵の作り方
ちらし寿司は錦糸玉子のイメージがありますよね。
出汁巻き卵を
角切りにして散りばめても
薄めに切って乗せても
ちらし寿司の具になります。
気軽に作れて
卵の黄色で彩りも良くなり
華やかさもでます。
だし巻き卵の作り方
ボウルに
卵 1個
出汁 大さじ1
塩 少々
を入れてしっかりかき混ぜます。
卵焼き器に油を入れて
中火で温めます。
卵焼き器が温まったら
余分な油をふき取ります。
弱火にして
卵液を流して半熟になるまで焼き
折りたたんで中まで火を通します。
よく冷めたら
1㎝角またはお好みの形に切ります。
卵液をザルでこすと
白身の部分がなくなり
きれいな黄色の出汁巻き卵ができます。
錦糸玉子の保存方法と日持ち
錦糸玉子が余ったり
多めに作って作り置きしたい時は
冷凍保存が便利です。
・保存する前の注意点
卵はサルモネラ菌による
食中毒を発症する危険があるので
しっかり火が通っているか確認しましょう。
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冷蔵保存
しっかり冷ました錦糸玉子をラップで包み
密閉できる保存袋か容器に入れて保存します。
冷蔵保存をすると
2日ほど日持ちします。
2日以上使わないなど
使い切れない場合は
冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存
錦糸玉子を1食分ずつ小分けにし
ラップで包みます。
冷凍保存袋に入れて保存します。
冷凍保存の日持ちは
2週間程です。
解凍は
冷蔵庫での自然解凍が
おすすめです。
メモ
だし巻き卵は
錦糸玉子に比べて厚みがあり
食感が変わるので
冷凍保存はおすすめできません。
錦糸玉子の活用術
たくさん作った錦糸玉子は
色々な料理に活用できます。
・冷やし中華、そうめんの具
・サラダ
・酢の物や和え物
・丼の彩りなど
気軽に使えるので
彩りが足りないときなどに便利ですよ。
まとめ
ひなまつりやお祝いの日などに作るちらし寿司に
錦糸玉子を散らすと
彩りよく華やかになりますよね。
薄焼き卵を作る時にコツを抑えて焼くと
薄焼き卵が破れにくく
キレイな錦糸玉子ができます。
薄焼き卵を作るのが苦手な方は
だし巻き卵を角切りにした具でも
ちらし寿司に合うので
チャレンジしてみてください。
錦糸玉子は
まとめて作ると
冷凍保存も出来るので
色々な料理の彩りや具に使えて
便利ですね。