そもそもブリ大根は富山の郷土料理なんですよね。
縁起が良いのは、そんな富山に秘密がある?
「和の食アカデミー」
山下としあきです。
ブリ大根。
富山県の郷土料理なんですね。
2007年に、農山漁村の郷土料理百選において富山県の郷土料理として選定されたんです。
富山湾ので取れるブリが非常に良質で、
富山の特産品になっているからですね。
そして、ブリって出世魚なんですね。
地方によって呼び名は違いますが、
ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ(80cm以上)の順番です。
(我が広島では、ハマチの前をヤズと読んでます)
出世魚なので、
出世する=縁起が良い
ってなるわけです。
富山の一部の地域では、
娘の健康と娘婿の出世を祈願し、嫁ぎ先にブリを贈る風習が今でも伝わっているんですよ。
さらに縁起の良さを反映しているのが、
ブリ大根を正月に食べる風習が地域によって残っていることですね。
(広島はブリの雑煮を食べることが多いです)
ブリが縁起物なので、
ブリ料理の代表格 ブリ大根が縁起物として
扱われるんですね。
こちらの記事も参考にしてくださいね^^