鮮度が命！旬の時期が美味しいアスパラガスの選び方とゆで方

かおりママ

アスパラガスの美味しい食べ方や保存方法知りたいです

アスパラガスは
ユリ科の植物で、
発芽した直後の新芽の茎が
食用なのです。

栽培期間が長く
種を巻いてから収穫まで
2〜3年ほどかかります。

ですが
その後10年間くらいは
同じ株で次々と芽が出てきて
収穫を楽しめます。

アスパラガスの旬と種類

アスパラガスは
ハウス栽培も行われてることもあり
1年中食べることができます。

ですが
アスパラガスにも旬があり
春から夏頃に旬を迎えます。

アスパラガスの種類

一般的にアスパラガスと
言われているのは
グリーンアスパラガスのことです。

他にも
ホワイトアスパラガス
ミニアスパラガス
紫アスパラガス
などの種類があります。

グリーンアスパラガス

スーパーなどでよく売られています。
しっかりと日光を浴びて
育ったものほど
鮮やかな緑色になります。

やや青臭みがありますが
栄養価が高いです。

ホワイトアスパラ

ホワイトアスパラは
グリーンアスパラガスの
芽が出る前に土を寄せ
日に当てずに育てられたことで
白くなります。

日光に当たらないので
葉緑素が作られない分
青臭さがありません。

ホワイトアスパラガスも出始めが美味しく、
色もほんのりピンクがかった色で、
柔らかく甘味も香りも濃厚です。

栄養面では
グリーンアスパラよりは劣ります。

ミニアスパラガス

ミニアスパラガスは
グリーンアスパラガスを
早採りしたものです。
長さは10cm程度で短く細めです。

早めに収穫するので
柔らかく
茎や穂先はきれいな黄緑色で
甘みがあります。

紫アスパラガス

表面の部分に
アントシアニンを含んだ
紫色をした品種です
成長しすぎると
グリーンになってしまいます。

グリーンアスパラガスより
柔らかめで甘みが強いです。

生産量が多い北海道と香川県のアスパラガス

生産量全国１位の北海道のアスパラガスの旬

北海道で栽培されているアスパラガスの旬は
春から初夏にかけての
４月下旬から６月ごろが旬です。

収穫時期は短いですが
収穫量は全国第１位です。

アスパラガスは
北海道の寒い冬で
蓄えた養分を使って芽を伸ばすので
出始めの時期が１番甘みが強く
とても美味しいです。

北海道産のホワイトアスパラガスの旬も
４月下旬から６月中旬です。

香川県のブランドアスパラガスの旬と特徴

香川県は、
「さぬきのめざめ」という
オリジナル品種のアスパラガスがあります。

瀬戸内海の温暖な気候と
栄養豊富な土壌で育てられた
アスパラガスです。

収穫時期は、
１月から９月までと長いですが
最も美味しい旬は、
春の３月から４月です。

さぬきのめざめの特徴は
アスパラガスの中では
とても大きく
大きい物で５０㎝です。

通常のLサイズより
２倍以上の長さで出荷されます。

成長しても
穂先が開きにくく閉まっていて
根元まで柔らかいです。

収穫直後の新鮮なアスパラガスは
生のまま食べられるほど
甘みが強く美味しいです。

食感もシャキシャキとした歯ごたえで
爽やかな甘みが魅力的なアスパラガスです。

旬の美味しいアスパラガスの食べ方

旬のアスパラガスは
甘みが強く美味しく
栄養を逃さず
調理するコツです。

新鮮なアスパラガスは
鮮度の良いまま食べたいので
なるべく包丁で切らず
手で折ります。

包丁で切ると
アクやエグミが出る原因になります。

ですが
手で折ると思い通りには切れないので
見栄えを重視する場合は
包丁で切って下さいね。

旬のアスパラガスは
水分が豊富なので
炒めると甘みがあり美味しいです。

水分があるアスパラガスを茹でると
水っぽくなります。

旬が終わりかけのアスパラガスは、
水分量が減って筋張ってくるので
水分を補うために
茹でたほうが美味しくなります。

時期によって
アスパラの調理法を変えると
更に美味しくなります。

アスパラガスの保存方法

旬のアスパラガスを保存すると
甘みと歯ごたえが長く楽しめますよ。

・冷蔵保存
生のアスパラガスは
鮮度が落ちるのが早いです。

できるだけ
その日にうちに
食べることをおすすめします。

調理するまでの保存方法は
アスパラガスの根元を
少し切り落とします。

湿らせた新聞紙に包み
ポリ袋に入れて
穂先が上になるように
立てて保存します。

ゆでたアスパラガスは
冷蔵保存できます。

保存容器にゆでたアスパラガスと
ゆで汁を一緒に入れて冷蔵保存します。

保存できる日持ちは
２〜３日です。

・冷凍保存
冷凍保存は
栄養と甘みを保ったまま
保存することができます。

生のアスパラガスの冷凍保存は
根元を少し切ります。

皮をむいたら
２〜４本に分けてラップで包みます。
冷凍保存袋に入れて
冷凍保存します。

解凍は
冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

ゆでたアスパラガスの冷凍保存は
しっかり冷めたアスパラガスを
食べやすい大きさに切ります。

水分をふき取り
小分けにしてラップに包みます。

冷凍保存袋に入れて
冷凍保存します。

凍ったまま炒め物やスープなどに
使うことができます。

生のアスパラガスも
茹でたアスパラガスも、
冷凍保存できる日持ちは
３週間ほどです。

アスパラガスの栄養素

アスパラガスは
緑黄色野菜の一種で
健康や美容に良い栄養もが含まれています。

アスパラギン酸
ルチン
カロテン
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンEなど

アスパラギン酸

アスパラギン酸は
アスパラガスから
発見された成分です。

アミノ酸の一種で
体の中の新陳代謝を促し
疲労回復やスタミナ増強などに
効果があるとされています。

穂先に多く含まれる
と言われています。

ルチン

ルチンは
アスパラに多く含まれている栄養素です。

ポリフェノールの一種で
毛細血管を丈夫にする働きがあり
高血圧や動脈硬化など
生活習慣病の予防に効果が
あると言われています。

また
ビタミンCの吸収の促進作用もあるので
アンチエイジングや
認知症予防にも期待できます。

葉酸

DHAや細胞の合成に関わる葉酸も
アスパラガスに含まれています。

お腹の中の赤ちゃんの発育にとても必要な葉酸は
妊婦の女性には重要な栄養素です。

赤血球の造成を助けるので
貧血や動脈硬化の予防に役立ちます。

栄養豊富！アスパラガスの穂先

アスパラガスの中で
栄養が多く含まれているのは
穂先なのです。

穂先には

アスパラギン酸
ルチン
ビタミン類などの

栄養が豊富で
茎より柔らかいので
赤ちゃんの離乳食にも適しています。

鮮度が命のアスパラガス。
知ってると
新鮮なアスパラガスを選べます。

スーパーでの陳列の違いで
鮮度が変わります。
鮮度が保たれたアスパラガスを
選びましょう。

ゆで方ひとつで美味しさが変わります。
ぜひお試しください。

王道の組み合わせの
アスパラベーコン。
炊き込みごはんにすることで
子どもも食べやすくなります。