料理人が教える
玉ねぎの辛みを抜く方法
玉ねぎの辛みは、
硫化アリルと呼ばれる成分です。
それは、塩でもむと
軽減されます。
玉ねぎをスライスして、
塩でもみましょう。
そして、
水に約10分つけて塩気をとると
辛みも一緒に抜けます。
玉ねぎもシャキッとして
歯ごたえも良くなり、
玉ねぎの甘さを引き立てる効果もあります。
その他にも
玉ねぎのスライスが
辛くない方法があります。
サラダにピッタリ! 切り方で辛くない玉ねぎ
辛くない玉ねぎを使ったサラダは
シャキシャキした食感が人気です。
しかし
玉ねぎのスライスを
サラダにするのは
辛みが抜けてなかったり
シナっとなってしまったり
失敗してしまうことがあります。
辛くない玉ねぎの切り方
玉ねぎの繊維に対して
垂直に切ると
サラダ用の辛くない
オニオンスライスができます。
繊維を断つことで
細胞が壊れて食感がやわらかくなり
辛味成分も抜けやすくなります。
玉ねぎの皮をむいて
縦半分に切ります。
切り目を下にして
玉ねぎの頭を切ります。
玉ねぎの頭から
薄く1〜2mm程度に
スライスします。
スライサーの場合は
頭からスライスしていきます。
より辛みを摂りたい場合は
酢水に5分ほど浸すと
より辛みが抜けます。
水気を切った後は
少しお酢の香りが残っているので
サラダに適しています。
他にも
少ししっとりしますが
玉ねぎスライスをザルに入れて
熱湯をかけるだけでも
辛みが優しくなります。
玉ねぎを繊維に沿って切ったら辛い
玉ねぎを繊維に沿って切ると
しっかりとした
シャキシャキ食感になります。
歯ごたえはシャキシャキしますが
辛味が強く感じられ
後味も残ります。
なので
繊維に沿った切り方の場合は
ほかの食材や味付けで
辛みをポイントにしたり
トッピングや薬味として
食べるのがおすすめです。
玉ねぎは熱を通すと
辛味から甘みに変わるので
繊維に沿って切る場合は
炒め物や煮込み料理などが合います。
玉ねぎサラダにすると良い効果があります
玉ねぎを生で食べると
健康に良い効果が
たくさんあります。
・硫化アリル
血液をサラサラにしてくれる
働きがあります。
・ケルセチン
抗酸化作用は
酸化を抑えてくれる働きがあるので
老化の防止に期待できます。
・オリゴ糖
腸内環境を整えて
便秘や下痢の症状を和らげてくれます。
・食物繊維
糖や脂質の吸収を
抑えてくれます。
・カリウム
余分な塩分を排出してくれるので
高血圧の予防やむくみの改善に
期待ができます。
身体にとても良い効果がある
玉ねぎサラダは
辛みを取った玉ねぎスライス
ポン酢
鰹節
でさっぱり和風サラダや
野菜サラダの具材の1つにしたり
玉ねぎスライスを生ハムで包んで
おしゃれなサラダなど
食べ方も色々楽しめます。
まとめ
玉ねぎの辛みをなくすと
新玉ねぎの季節じゃなくても
美味しい生の玉ねぎが食べられます。
生の玉ねぎには
身体に良い効果もたくさんあり
食べ方も色々と楽しめます。
玉ねぎの辛みをとって、
美味しいサラダをお試しください。
今日も応援しています
o(^▽^)o