酢の調理効果は、けっこう知られているもの。
今回は、その知られている効果について。
じゃあ、知られていないのもあるの?
意外にも知られていない効果は、その2で。
今回は、
酢の調理効果
です。
酢の調理効果は、みんな当たり前に知っているものが多いです。
今回は、その酢の調理効果の当たり前を
答え合わせしてみます。
1.発色作用、色止め
酢酸は、食材の色素や成分と化学反応を起こして、
いろいろな効果を発揮します。
ごぼうやれんこんのアク止め、変色止め
や
しょうがやみょうがを美しい紅色に染める、など。
飲食店では、当たり前に行っている作業です。
2.保存性を高める
酢に含まれる酢酸は、防腐効果があり、食材の長期保存を可能にしています。
わかりやすいのが、
酢で魚をしめる方法です。
生魚のままだと、すぐに匂いがでて、
傷んでいってしますが、
酢でしめることで、
匂いも軽減されて、日持ちぐっと長くなります。
焚き物、煮物を大量に作り、何日かかけて食べる時に、
酢を数滴たらしておけば、
防腐の効果が発揮されて、日持の日数が長くなります。
味がつかない程度の少量でかまいません。
酸味は、炊いていくととんでいくので、
味の心配もいりません。
けっこう家庭で使える酢の調理効果の1つです。
3.脂分をさっぱりと
南蛮漬けなど脂っぽい料理に加えると、
油の粒子を小さく均一にして食べやすくします。
今回は、以上になります。
酢の調理効果の中で
メジャーな効果をお伝えしました。
次回は、あまり知られていない効果を
お伝えしますね。