料理初心者さんがぶつかる壁に、レパートリーの数がありますが、
味つけの発想について、お伝えしますね。
こんばんは。
山下としあきです。
先日、料理のレパートリーを増やす考え方、捉え方について、
お伝えしました。
今日は、そこから和食における味つけの相性について、お話ししますね。
料理のレパートリーを増やすためには、
決まり切ったものを作るのではなく、
もっと自由な発想で料理を楽しもうとオススメしました。
しかし、やはりモノには、相性があります。
基本、王道なものは、その相性ががっつりとはまっているものです。
それは、先人たちの体験や苦労からできたもので、
現代の我々日本人にも合うものになっています。
その中で、和食では、味をつける調味料として、
しょうゆ、味噌がありますよね。
そのしょうゆ、味噌と相性が良いモノは、何でしょう?
それは、
しょうゆは、豆腐や納豆、豆類。
味噌は、チーズやヨーグルト、納豆。
です。
(納豆がかぶっていますね)
カンが良い人はもうおわかりだと思いますが、
相性の良いモノとは、何かしらの共通な部分がある
ということなんですね。
しょうゆは、大豆が原料なので、大豆つながり、
味噌は、発酵させて作るので、発酵つながり。(しょうゆもだけど)
って、ことなんですね。
だから、納豆は両方とも相性がいいんですね。
こういう共通な部分を探せば、単純に相性の良さがわかります。
もっと、はっきりとわかりやすいものは、
海の物は、海の物。
山の物は、山の物。
なんてことです。
さらに考えも進めると、
豆腐料理と納豆料理、
味噌料理とチーズ料理、を組み合わせていく
ということです。
以前のメルマガで紹介した
「納豆腐ステーキ」はここからの発想ですし、
味噌田楽にチーズをのせたり、
チーズフォンデュに味噌いれたりするのも、
こういう発想だからです。
共通な部分を見つけて、組み合わせる
この考え方で料理を発想していくと、
相性の良い料理のレパートリーが増えていきます。
是非、いろいろと試して、
料理を楽しんでくださいね。