料理人が教える
4日かけて作るおせちの黒豆の作り方
家でも作れるおせち料理を時系列で
お伝えします。
今回は黒豆。
4日間かけて作るので
26日くらいから準備しましょう。
ちなみに子供用に炊くので
デザートみたいに
甘い黒豆になります。
1日目
黒豆を軽く洗って、
3~4倍量の水と鉄材につけて
戻します。
冷蔵庫に入れるのではなくて、
常温で戻してくださいね。
最低でも6時間以上かけて戻しましょう。
2日目
黒豆を戻した水ごと火にかけて
じんわり煮ていきます。
色付けの釘や鉄玉は
入れておいてくださいね。
黒豆より水が3~5cmほど
かぶっている位が丁度良いです。
煮立ったら豆が静かに踊る位の
火加減にして出てきた泡を丁寧にとりましょう。
常に水が少しかぶっている状態で煮ましょう。
水が足りなくなればその都度水を加えてください。
指でつぶれるくらいに
柔らかくなったらそのまま冷ます。
(10時間くらい煮ることもあります)
黒豆の煮るのは
火加減が大切なんです。
温度差や水流の加減で
しわになってしまうので、
けっこう神経質に炊きます。
3日目
ゆっくりとした流水で洗い、
水1200cc砂糖400gで
3~4時間じわ~と炊きます。
炊けたらそのまま冷まします。
4日目
黒豆も炊く煮汁を替えます。
今日が本炊きです。
水1200cc、砂糖500gで
3~4時間じわ~と煮ます。
黒豆が煮えて火を止めたら
バニラを入れて香りをつけます。
今頃の黒豆は、ラム酒やブランデーで
香りをつけたりもしますが、
我が家の主役は娘たちなので、バニラで香りをつけます。
黒豆を煮る注意点は、
できるだけ弱火で優しく炊くこと。
煮汁が流動すると
しわになりますので。
さらに常に煮汁に
浸っている状態にすること。
空気に触れると皮が乾いてしまい
これもしわになる原因になります。
ぜひお試しくださいネ。
今日も応援しています
o(^▽^)o
今回作るおせちの種類は15種類。
1.黒豆
2.田作り
3.伊達巻
4.たたきごぼう
5.八幡巻き
6.きんとん
7.紅白なます
8.数の子
9.昆布巻き
10.酢れんこん
11.海老の旨煮
12.ぶり もしくは さわらのゆあん焼
13.くわい揚煮
14.梅にんじん
15.かまぼこ(購入品)